認知症サポーター養成講座について
尊厳をもって最期まで自分らしくありたいと誰もが望む願いをはばみ、深刻な問題になっているのが「認知症」です。認知症は、超高齢社会を迎えようとする日本にとって最重要課題の一つと言えます。認知症の人が記憶障害や認知障害などから不安に陥り、その結果まわりの人との関係が損なわれることもしばしば見られ、家族が疲れきって共倒れしてしまうことも少なくありません。しかし、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことは可能です。そのためには地域の支え合いが不可欠で、誰もが認知症についての正しい知識をもち、認知症の人や家族を支える手だてを知っていれば「尊厳ある暮らし」をみんなで守ることができるはずです。
この思いのもと鳥栖地区広域市町村圏管内1市3町では、みんなで認知症の人とその家族を支え、誰もが暮らしやすい地域づくりを行うために、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守る応援者である「認知症サポーター」の養成講座を行っております。
認知症サポーターになるためには 各市町で行っている「認知症サポーター養成講座」を受講していただくことで、「認知症サポーター」になることができます。受講者には修了証の代わりに“認知症の人を応援します”という意思を示す目印のオレンジリングが渡されます。
問い合わせ先
- 鳥栖市 高齢障害福祉課 高齢者支援係TEL:0942-85-3554
- みやき町地域包括支援センターTEL:0942-89-3371
- 基山町 プラチナ社会政策課TEL:0942-85-7056
- 上峰町 健康福祉課TEL:0952-52-7413